転職して3ヶ月たったので振り返ってみる
こんにちは!こんにちは!
ほぼWFHだったので夏がいつの間にか通り過ぎて涼しい季節になったのがすごく嬉しいですね。 私事ですが7月頭から新しい会社で働いていましたが10月に入り試用期間も終了したので近況でも残しておこうかと思います。
前職と転職先
6月末で株式会社エウレカを退職して7月から株式会社10Xでソフトウェアエンジニアとして働いています。
転職活動
昨年の10月ぐらいからゆるゆると他社の話を聞いたり体験入社的なことをさせてもらったりしていました。
本格的に活動し始めたのは今年の4月頃からです。 退職の意志をはっきりと伝えて、6月末での退職が決まってからガッツリ転職活動をはじめました。
退職の意思表明をした時はまだ次が決まっていなかったのですが、 有給消化しながら探して、もし見つからなくてもAndroidの業務委託でもしながら探せばなんとかなるやろ!みたいな気持ちでした。 幸いにも10Xにご縁があって無職にはならずにすみました。
転職活動については本格活動を始めるタイミングでTwitterでエウレカ辞めますツイートをしたら そこそこ反応がいただけてたくさんのカジュアル面談をさせてもらえました。
この度6月末で現職を退職することが決まりました。次のお仕事が決まっていないので色々お話聞かせてください。
— futabooo (@futabooo) 2020年5月26日
できること
- Androidアプリ開発
- スクラムマスター
- プロジェクトマネジメント
興味関心
- 衣食住のDX
- xR
Resumehttps://t.co/phWSDezbLk
あんまりにも多く予定を入れすぎたので、自分が聞きたいことを事前に用意して公開しておきました。
カジュアル面談の機会をたくさんもらったので自分なりにアジェンダ書いてる pic.twitter.com/01cMC0bb97
— futabooo (@futabooo) 2020年6月2日
カレンダーこんな感じになってました。 最終出社以降の青いとこはカジュアル面談とか選考です。
予定の調整にはyoucanbook.meというサービスを使いました。 Googleカレンダーと連携させることで空いてるところに企業側から時間を入れてもらうことができるようになります。 これのおかげで予定の調整はめちゃくちゃ楽でした!
10Xに転職してみて
プロダクト
最近タベリーをクローズしており、今はStailerに集中し始めているところです。 イトーヨカドーのネットスーパーはStailerで提供されています。
入社以前からPdMとしてのYamottyさんには注目しており、入社してみてもプロダクトへの向き合い方に驚くばかりです。
ユーザーとしてもアプリを使って買い物をしているので日々の小さい気づきなんかをプロダクトに反映できるのはモチベーションにとてもよいです!
テクノロジー
これも入社前から記事などで知っていましたが、FlutterやサーバーサイドDartをさわることになりました。 また直近ではAppStoreやGooglePlayStoreのレビュー通知Botを動かすために、JavaScriptやNodeやDockerやKubernetesなど幅広くさわっていました。
今回の転職において、衣食住などの生活インフラに関わる部分でプロダクトを良くするために何でもやれる環境みたいなものを探していました。 入社して3ヶ月、いまのところ10Xではそれができていると思います。
一方で期待されている価値を出せているか?でいうと開発においてもスクラムマスター的な経験を活かす部分においてもまだまだだと思っているのでこれから引き続きやっていく感じです。
おわりに
入社1ヶ月ぐらいで代表のYamottyさんのPodcastに登場して話したりもしてるので興味があれば聞いてみてください。 (自分の声こんなんだっけ?って思ってますがこんなんなんですねきっと)
ゼロトピック - Zero Topic:Apple Podcast内の#72 「自分のつまづきがすでにドキュメントになって再発しないのに驚いた」 with ソフトウェアエンジニア @futabooo
Work From Homeのデスク環境
昨今あれでWorkFromHomeの時間が増えたので自分のデスク環境を晒してみます。 ニトリの手動で昇降するデスクが結構気に入っています。 たまにスタンディングにしたりできるので。
斜めから
左横に本棚があり、そこにライトをつけてます
実機デバッグする事が多いのでどうしてもマックとつなぐケーブル出ちゃうのをなんとかしたいのと、 もうすこし大きめの外部ディスプレイにしたい欲があります。
下から
配線はニトリのデスクがコードポケット付きでそこにだいたいしまってあります。
それぞれ使ってるもののリンクまとめておきます
【Amazon.co.jp限定】LG モニター ディスプレイ 27UD58-B 27インチ/4K/IPS 非光沢/HDMI×2、DisplayPort/FreeSync対応/ブルーライト低減機能
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: Personal Computers
エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム 45-241-026
- 発売日: 2010/03/09
- メディア: Personal Computers
Ergohuman オフィスチェア ベーシック ハイタイプ EH-HAM BK(KM-11)
- メディア: ホーム&キッチン
実際に購入したのはこちらの中古オフィス家具屋さん、状態を気にしなかったらめちゃ安く買えます。1脚からいける。 www.officebusters.com
2019年に買ってよかったもの
2019年は引っ越しして大物家電も買い替えたりしたのでまとめてみます
家電
Anker PowerPort Atom III 60W
MacBook Pro (15-inch, 2018)を使っていますが、Mac純正のACアダプタよりも小さいので持ち運びに便利
SONY WI-C310
会社で仕事中に使うために購入 いままでは有線のものを使っていて、会議などで自席から離れる際の着脱をしていたのですがその手間が減って快適
電動歯ブラシ
歯がつやつやになります
シャープ 冷蔵庫 SJ-PD28E-T
冷凍庫の容量が125Lの大容量で全体の半分近くをしめる なんでもとりあえず冷凍保存できるだけのスペースが確保できて最高
食洗機
エスケイジャパン Jaime 食器洗い乾燥機 工事不要 SDW-J5L
- 発売日: 2019/01/21
- メディア: ホーム&キッチン
洗い物はこいつのおかげでほとんど手を動かさなくて良くなった ふたり分ぐらいまでならこれで十分 工事ができないキッチンでも置けるので買ってすぐ使える 水を手で入れる必要がありますが、洗い物を自分でする手間に比べたら全然許容できる範囲
本
LeanとDevOpsの科学
LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)
- 作者:Nicole Forsgren Ph.D.,Jez Humble,Gene Kim
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
メトリクスの話 良いパフォーマンスを発揮できている組織なのかどうかを図る指標をパターンとして見出していてよかった
- 本の中で紹介されている指標の一部
- コードのデプロイ頻度
- コミットからデプロイまでのリードタイム
- 平均復旧時間
- 変更可能失敗率
その他
DesignNest Levit8 スタンディング用折り畳みデスク (M) 【正規輸入品】
- メディア: ウェア&シューズ
昇降できないデスクでもこれがあれば一瞬でスタンディングデスクとして使える
2019年の振り返り
2019年の振り返りをTwiiterの投稿とともにしたので残しておきます。 この形での振り返りは昨年初めてやってみて、割と簡単に1年を振り替えれるのでおすすめです。
次のような感じでTwitter検索すると1ヶ月ごとの自分のツイートを振り返ることができます。
from:[your account name] since:2018-01-01 until:2018-01-31
2019年1月
— futabooo (@futabooo) 2019年1月8日PROからアマチュアになったようです。
RSGT2019でエウレカの組織改善について発表していました。 現在も形を変えて大規模リアル看板は運用されています。資料を公開しました! / スクラムチームをやめて20人でカンバン運用してきた半年間の軌跡 https://t.co/5tTP4lSlap #RSGT2019
— futabooo (@futabooo) 2019年1月9日
エウレカに入って6年目。社のインタビューで自分の経験や変化についてお話しました。エウレカへ入った時の話しみたいなのも今日公開された!質問疑問なんでも聞いてください! https://t.co/1ynr2MRKR0
— futabooo (@futabooo) 2019年1月9日
アドベントカレンダーで書いた記事がきっかけでAtlassian User Groupで発表しました。これから話すスライドです! / ペアプロ・モブプロを広めるのに役立ったControl Chartの使い方 https://t.co/hUds7T1tZf #augj
— futabooo (@futabooo) 2019年1月30日
2019年2月
エウレカではQPO(Quarterly Offsite Planning )というまる2日間で次の4半期でやることの大枠を決める会議があります。 このOSTではそこで決まった話についてメンバーと一緒にディスカッションして理解を深めるワークを行いました。社内でやってみた / 主体性を重視するOST形式のミーティングで組織戦略を深く理解する会を開催しました https://t.co/B6b0E95vnG
— futabooo (@futabooo) 2019年2月1日
はい。コード書いてたら〇〇マネージャーってクラスがやべー匂いすると思うんですが、人間になると〇〇マネージャーがたくさんいるの。
— futabooo (@futabooo) 2019年2月5日
かわいい。MTGから戻ってきたらおいてあって喜んでる。oが1個足りないのも愛嬌
— futabooo (@futabooo) 2019年2月12日
thanks!! @mikazukicss pic.twitter.com/r69i5K2VX9
初めてDevelopers Summitに参加し、カンファレンススタッフ経験者として運営のことなどを観察してたのを思い出します。 誘導は大事。デブサミセッション間の廊下込み具合やばめ
— futabooo (@futabooo) 2019年2月14日
2019年3月
Slackを大掃除しました。社のSlackチャンネルで2ヶ月更新のないチャンネルをアーカイブしたら300個ぐらい減って気持ちいい
— futabooo (@futabooo) 2019年3月1日
DevLOVE関西でRSGT2019の再演をしました。エウレカに来てくれているアジャイルコーチ繋がりで良い機会をいただけました。RSGT2019の再演をDevLove関西でやります! https://t.co/EtPrbiTQKk
— futabooo (@futabooo) 2019年3月8日
試したい。試させてくれる場があれば行きたい。今試したいのは、1プロダクトで複数開発チームな状況に対してパワーscrumっぽい形を取るやつと、ちゃんとLeSSをまわすやつのどっちか
— futabooo (@futabooo) 2019年3月28日
2019年4月
技術書典6で表紙になった。「Pairsを支える技術」というタイトルで技術書典6に本を出します!配置は「け04」です。APIについて、Webフロントエンド、AndroidのRedux、iOSでのPushテスト効率化などが書かれています! https://t.co/W25WDaazW5 #技術書典 pic.twitter.com/EVyhit1WS5
— futabooo (@futabooo) 2019年4月11日
まったく記憶にないしなんで起きたのか未だにわかってないので中の人こっそり教えて下さい。突然3つ職歴が増えました。 wantedlyのプロフィールが更新された??謎い。 pic.twitter.com/tw2Zt905Mg
— futabooo (@futabooo) 2019年4月17日
僕のツイートではないですが、当日飛び入りで発表しました。飛び入り野郎 @futabooo #matching_dev pic.twitter.com/XisBD9BA1s
— Chihokotaro⚙ (@chihokotaro) 2019年4月24日
2019年5月
twitterは知ってます!という会話がなされましたw https://t.co/7Xxc4ie0Fp
— futabooo (@futabooo) 2019年5月7日
Google I/Oに参加しました。 Twitterでは知ってた人に現地でエンカウントできたり、AmazonGoを体験したりしてきました。 AmazonGoの体験は本当に良くて日本でも早くあの感じのお店が増えてほしいものです。Amazon goしてきた pic.twitter.com/AhAkZbgOf5
— futabooo (@futabooo) 2019年5月10日
ストーリーポイントでの見積もりがなんで良いとされてるのか、自分の中でこれだ!と理解できた瞬間だった。ストーリーポイントのように作業量での相対的な見積もりがなぜ有効なのか
— futabooo (@futabooo) 2019年5月29日
- 作業量は時がたっても変わりづらい
- 時間の見積もりは担当者が変わったり成長したりすると変わりやすい
- 過去の経験を見積もりに活かすには変わりづらいものを使う方がよい
- 作業量も変わることあるけど程度の問題
2019年6月
見積もり意味ないって意見もあるしその意見も理解できる。ただ見積もりがコミットメントではないという前提を共有できた状態でやるのは、計画の変更を柔軟に行うための材料となるし、何より今の自分達がどこにいるのか分かるので安心できる。コミットメントになるのは不幸
— futabooo (@futabooo) 2019年6月1日
5月のGWぐらいからチーム移動してリリース前、リリース日固定のプロジェクトで闇気味のときですねこれは。調整できるのは
— futabooo (@futabooo) 2019年6月1日
- クオリティ
- コスト
- スケジュール
- スコープ
この中でクオリティは守るべき。コストもスケジュールも固定されがちとなったらスコープを小さくするしかない。それにしても今が分からないと闇雲に小さくするだけになる
2019年7月
エウレカ6年目に突入した月。勤続5周年だそうです。社内SNSに祝われた。 pic.twitter.com/EhLdVy4juF
— futabooo (@futabooo) 2019年7月16日
SECIモデルの話をしたいだけの発表だった。 ナレッジもマネジメントするもの。今日の資料です!!!https://t.co/UusOEZwKow
— futabooo (@futabooo) 2019年7月17日
#matching_dev
id:seto_hiさんが業務委託としてジョインしてくれました。 当時のことなどをブログにもしてくれているので、そちらも合わせて読んでみてください。よろしくおねがいします!隣にsetohさんいるの不思議! https://t.co/8BsDBCgkbl
— futabooo (@futabooo) 2019年7月18日
2019年8月
InrernalAppSharingを新規アプリのリリースに向けて結構使ったので、どこかで発表するか資料つくるかしておけばよかった。InrernalAppSharingをしばらく使っての感想として、applicationidsuffixしてると使えないので社内へ配布するのにFabricBetaを使わなくするのはまだできなかった。Betaのアプリに配信飛ぶのも圧倒的便利。あくまでAndroidAppBundleでのQA用途に収めるのが今の解です。
— futabooo (@futabooo) 2019年8月30日
2019年9月
5月から着手で8月にリリースした。 めちゃくちゃスコープを削ることをしたし、進め方で反省も多かった。 でもリリースできてよかった。ここ3ヶ月ぐらいやってた新規アプリがやっとリリースできたので書いた。この後やりたいことやるべきことがいっぱいあるのでAndroidエンジニア募集してます。連絡待ってます! / PairsエンゲージAndroid版リリースまでの話とこれからやりたいこと https://t.co/tAiyfehT61
— futabooo (@futabooo) 2019年9月5日
メルペイの勉強会に参加してDesign docを知った。設計の意図や履歴をしっかりドキュメントに残すっていうのをやっていきたい。Design doc興味深いhttps://t.co/OUIjr1aQGk
— futabooo (@futabooo) 2019年9月12日
#merpay_meetup
PairsエンゲージAndroidチーム!!リリースまでの短期間でありましたが手伝ってくれたお二人にめちゃくちゃ感謝しています。写真忘れてた! https://t.co/LlGS5FGhhP pic.twitter.com/euVaMCn9jn
— futabooo (@futabooo) 2019年9月19日
打ち上げは麻布十番のこま(麻布十番/居酒屋) - Rettyというところでうまい日本酒と肴でした。
技術書典7にてい57Cで頒布してまーす!#技術書典 pic.twitter.com/BdjzlfyQju
— futabooo (@futabooo) 2019年9月22日
2019年10月
見積もりとかエンジニアの評価について雑談した。めちゃくちゃ楽しかった。VOYAGE GROUPの新オフィスお邪魔してきたんだけどどちゃくそお洒落で最高だった pic.twitter.com/rE5HoAWfDA
— futabooo (@futabooo) 2019年10月1日
台風で停電した。この日はお風呂にお水だめたり、事前に冷蔵庫の中身を調理しておいたりをパートナーがしてくれていたのでなんとかなった。 備えあれば憂いなし。うちは停電してるんだけど、道路挟んだ向かいはついててインフラの分散化に感激してる。でも電気ついてほしい。
— futabooo (@futabooo) 2019年10月12日
まじでさがしてる。下記のような働き方をしている、しようとしている環境だよーという方がいれば連絡ください!お話聞いてみたいです。
— futabooo (@futabooo) 2019年10月17日
・小さなチーム大きな仕事
・コンポーネントチームよりもフィーチャーチーム
・アサインよりもサインアップ
・ラーニングセッション
2019年11月
Bitriseのサクセスストーリー動画みたいなのにエウレカが紹介された時に動画に登場しました。 太ってるので痩せることを決意した日だった。事例インタビューされた動画が公開されたようです。
— futabooo (@futabooo) 2019年11月21日
痩せたい。 https://t.co/H6815ylsXZ
Designship2019に参加。デザイナー系のカンファレンス初参加でいつもの自分の界隈との違いがいい意味で刺激的だった。 エンジニアリングだけでもデザインだけでも、マーケティングだけでもプロダクトはつくれないのでここがシームレスに繋がってるチームが最強だよなと再認識した日だった。1日目終わったー!有馬さんの話おもろかった。明日は朝起きるのが1番の課題。 #Designship2019 pic.twitter.com/QAcyA6rnZY
— futabooo (@futabooo) 2019年11月23日
γ-GTPがやばい健康診断のアフターフォロー (@ MYメディカルクリニック in 渋谷区, 東京都) https://t.co/DaFY1V1WwD
— futabooo (@futabooo) 2019年11月28日
2019年12月
大きい冷凍庫は正義。なんでもとりあえず冷凍しておくっていう意思決定ができて最高。冷凍庫が大きい冷蔵庫探してて最近これを買ったんですが125Lぐらいの冷凍庫でよい。noshを入れてもまだ余裕がある https://t.co/QBjYsUk6ee pic.twitter.com/SJ18sPbDh8
— futabooo (@futabooo) 2019年12月3日
DMMに初めてお邪魔した。こういうときは写真付きがいいですね。初めてオフィスきた #dmm_android勉強会
— futabooo (@futabooo) 2019年12月12日
GDG DevFest Tokyo 2019参加チキンバジル #DevFest19 pic.twitter.com/Nf3SgFSab7
— futabooo (@futabooo) 2019年12月14日
potatotipsで久しぶりに発表。Android Jetpack Navigationについて話しました。 DeepLinkは罪深いですね。このあと話す本日の発表資料ですhttps://t.co/4cwpMa1oAa #potatotips
— futabooo (@futabooo) 2019年12月17日
33歳になってもお酒を買うのに年齢確認されました。はやく見た目に大人の雰囲気を持ちたいものです。お酒買うのに年齢確認される33歳です。
— futabooo (@futabooo) 2019年12月24日
総括
チームやプロセスに注力した2018年から変わって2019年はPairsエンゲージという新規プロダクトを作るAndroidエンジニアとしての側面がとても大きい1年となりました。 Pairsエンゲージの開発についてはたくさんの人に助けてもらいました。自分一人では絶対にリリースをやりきることはできなかったと思います。 めちゃくちゃに忙しかったはずなのにI/Oに行けたり、外で発表する時間をしっかり取れていたり本当に環境に恵まれていると再認識しました。 他方でデザイン系のカンファレンスに参加したり、LTで飛び入りでデザインについて発表したり、社内のデザイナー勉強会に顔をだしたりとデザインに興味を示して行動をし始めた1年でもありました。 デザインのことまで興味を持ち始め、自分は一体何者なのか何者になりたいのかふわふわ感が進んだ気もしますがそれもまた良さなのかと思うようにもなってきました。 変化に最も対応できる生き物が生き残るこれはエウレカの行動規範のひとつですが、自分が何者なのかを定義しないことで変化に対応できてるきもします。なんてね!
少し早いですが2019年お疲れさまでした!よいお年を!
Androidアプリで実行時にFirebaseAnalyticsを環境によって使い分ける設定方法
すでにFirebaseAnalyticsを使っている人向けです。 まだ使ったことがない人はまずは下記を参考に導入から管理画面でのイベントの確認まで進めてみることをおすすめします。 Get started with Google Analytics for Firebase on Android | Firebase
Androidアプリ開発していると本番環境と開発環境でFirebaseのプロジェクトを分けたい事案が発生することがあると思います。 公式ドキュメントでも複数のFirebaseプロジェクトをサポートするための実装方法が案内されています。
Configure multiple projects | Firebase
しかしこの方法は環境ごとのgoogle-services.jsonを用意した方法となっており、FirebaseSDKに初期化方法を任せた形での実装となるためBuild時に環境を選択することはできますが実行時に選択することができません。 下記の感じになります。
app/ google-services.json src/development/google-services.json src/release/google-services.json ...
そこで初期化を自分たちでやる実装に変更し、実行時に複数の環境から選択できるような実装に変更する必要があります。 この方法自体はFirebaseの公式Blogでも紹介されています。
記事を読みながら手順を踏めばだいたいうまくいきますが、必要ない設定もあったりするのと自分でやる際に少し工夫した部分もあるので復習の意味も込めて紹介します。
1. FirebaseInitProvider を無効化する
AndroidManifestのapplicationタグ内に下記を追加します。
<application> <provider android:name="com.google.firebase.provider.FirebaseInitProvider" android:authorities="${applicationId}.firebaseinitprovider" tools:node="remove" /> </application>
2. FirebaseApp.initializeApp() を呼び出して初期化する
公式Blogではいくつかsetメソッドが呼ばれていますがFirebaseAnalyticsを使うだけならsetApplicationIdだけ呼べばいけました。
val builder = FirebaseOptions.Builder().setApplicationId("your_ google_app_id") FirebaseApp.initializeApp(this, builder.build())
ここでyour_google_app_id
はgoogle-services.jsonの{YOUR_CLIENT}/client_info/mobilesdk_app_id
の部分になります。
3.strings.xml内にFireBaseAnalyticsから呼び出されるようにkeyvalueを設定する
上記までだとアプリを実行した時にMissing google_app_id. Firebase Analytics disabled. See https://goo.gl/NAOOOI
というエラーが表示されてAnalyticsが動きませんでした。
そこでstirigns.xmlに下記の1行を追加すると動くようになります。なぜこの行が必要なのかまだわかってないのでコメントもらえたら嬉しいです。
<string name="google_app_id" translatable="false">"your_ google_app_id"</string>
google-services.jsonのkeyvalueとstrings.xmlのkeyvalueの対応は下記のdocで確認できます。
これで実行時にFirebaseOptions
を引数を変えて作成することができるので、環境に合わせて使い分けることができるようになります。
RSGT2019でスクラムチームをやめて20人でカンバン運用してきた半年間の軌跡というタイトルで発表してきた
RSGT2019で発表してきました。
発表資料がこちらです。
20分枠だったのですがおよそ150ページの資料を作ってしまい、前半部分を高速でポチポチしてサマリーを喋るだけにとどまってしまいました。 Twitterで資料公開のつぶやきをしたところ自分史上では中々の数のFavをいただいているので、需要があると感じたのでカンバンをつくる際にInputになった資料をまとめてみようかと思います。
カンバン仕事術
- 作者: Marcus Hammarberg,Joakim Sundén,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,角征典,?木正弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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カンバンの原理原則、WIPの制限について学ぶことができます。また本書の後半にはカンバンの理解を深めるためのワーク例も記載されているので、チームに広めたい場合に引用するのにも大変役立ってくれました。
カンバン始めたいと思ったらまずこの本を読んでおけば問題ないと思います。私自身初めて読んだ時は当時同僚として働いていたkajinariさんにお借りして読みました。そのあと手元に置いておきたくて自分でも買いました!
リーン開発の現場
- 作者: Henrik Kniberg,角谷信太郎,市谷聡啓,藤原大
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2013/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (12件) を見る
スウェーデン警察におけるとても大きなプロジェクトの事例をもとに、どのようにカンバンとリーンの原則を適用したかかを紹介しています。今回の私の発表とはまた違いますがそこには確かに現場
があって戦ってきた人たちがいます。
アジャイルコーチの道具箱 – 見える化実例集
アジャイルコーチの道具箱 – 見える化実例集 すごいチームはどう見える化している?
作者:Jimmy Janlén and 原田騎郎, 吉羽龍太郎, 川口恭伸, 高江洲睦, 佐藤竜也
96個の見える化の実例が載っています。発表の中で話したパーキングロット
はここからのアイデアでもあります。カンバン上でやっていたことに名前がついていたのか!と確認できたりもしました。
かんばんとスクラム 両者のよさを最大限ひきだす
発表の通り、Pairs事業部ではスクラムをやめてカンバンへの移行となりました。スクラムとカンバンの比較を通して活かせる部分異なるので気をつける部分などを把握するのに役立ちました。
タウンワークをドライブさせるためになんちゃってアジャイルをやめた話
リードタイムの計測に関してものすごく参考にさせてもらいました!カンバンの手戻りをどうやって計測するか?見えるようにするか?ということが解決できました。
おわりに
自分がアジャイルとかスクラムとかカンバンとかに興味を持って、よちよちあるきでもやってこれたのは@kajinariさん@yohhatuさんのおかげです。この記事や発表のスライドがどこかの誰かにとってやってみよ!となるなにかになれれば良いなーと思います。
質問とかあれば @futaboooまで!
2018年の振り返り
新年明けましておめでとうございます。
振り返り記事を年明けになって書き始めました。
一年間を思い出すのに今回は流行り(?)のTwitterで振り返るっていうのをやってみました。 次のような感じでTwitter検索すると1ヶ月ごとの自分のツイートを振り返ることができます。
from:[your account name] since:2018-01-01 until:2018-01-31
2018年1月
冬休み全然冬休みしてなかったようです。なにやってたのか全然思い出せません。他の1月のツイートを見てもまったく思い出せません。2019年の冬休みも今の所冬休み感がまったくありません。年明け1週目に登壇が控えているのでその発表資料づくりに追われています。冬休み全然冬休みしてない
— futabooo (@futabooo) January 3, 2018
2018年2月
2月はいくつかトピックがありました。
DroidKaigiで話せなかった話を勉強会で話しました。Androidアプリが無いWebサービスを使っていたので、自分でスクレイピングしてAndroidアプリを作った話です。その2ヶ月後ぐらいに公式Androidアプリがリリースされたのでモチベーションが一気になくなりました。今日の資料ですー! Androidでスクレイピングした話 / https://t.co/K7a7FUWgJo #ConnehitoMarche
— futabooo (@futabooo) February 1, 2018
作ってたアプリ play.google.com
DroidKaigi2018では企画スタッフとしてコードラボやアフターパーティーでの登壇者への風船の準備などしていました。コードラボではピアノを作るツワモノがいて驚きましたwコードラボでピアノ作り始めてる人おるw #droidkaigi_room4 pic.twitter.com/fnZuVChWuI
— futabooo (@futabooo) February 9, 2018
DroidKaigiといえばカンファレンスアプリがOSSとして公開されるています。私が実装したセッションアンケートでのバグが当日発見されるなどしていて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。見つかってから修正されるまでのスピード感にも驚きました。正座して読んでる / DroidKaigi 2018 Apps のバグを爆速で直した話 on @Qiita https://t.co/cJXjzNzxi1
— futabooo (@futabooo) February 13, 2018
2018年3月
ペイモガールが会社に来てくれていました。僕は会えなかった。残念。(ツイートではPaymoになってますがpaymoが正しい表記です)来てもらいましたー!お菓子神社でPaymoつかってますよー! / ペイモガールがいく、オフィス訪問 〜株式会社エウレカ編〜 https://t.co/yAyVgGnDsB
— futabooo (@futabooo) March 7, 2018
技術書典4へ参加が決まって、初の同人誌執筆をしていました。出ます “有志メンバーで技術書典4に出展します!” @yuyakaido https://t.co/pqGEgwaS0W
— futabooo (@futabooo) March 28, 2018
Androidエンジニア デザイン部#1に参加して懇談会で話していた内容をツイートしたら100Fav超えしてビビってました。今日のハイライト、懇談会で聞いた「AndroidとiOSの端末両方使うのは開発者ぐらいなので、プラットフォームまたいだ過度なデザインの同期はユーザーに取ってのメリットではないのでは?」ハッとした #android_engineer_design
— futabooo (@futabooo) March 28, 2018
2018年4月
DroidKaigi2018でAndroidThingsのチューターやっていたつながりで、別のイベントでもチューターとして参加してました。参加しにきました!Android Thingsのチューターもやりますー! #WTM18 #WTMTokyo
— futabooo (@futabooo) April 7, 2018
I just published “【技術書典4】初サークル参加までの道のりと大事にしていたこと” https://t.co/HjPGrAPP61
— futabooo (@futabooo) April 24, 2018
技術書典4を無事に終えることができました。初めての同人誌、でもたくさんの人が巻き込まれてくれて最高につら楽しいイベントでした。完売しました!ありがとうございました!#技術書典 pic.twitter.com/9uRllehRAO
— futabooo (@futabooo) April 22, 2018
会社ではスクラムチームからチームの形を大きく変え、カンバンの運用を始めた頃でした。振り返るとこのあたりからチームや組織、プロセスへの興味がましてきてように感じます。“Pairs事業部全体での「カンバン」を作り直しました。” @futabooo https://t.co/su6SQEcD12
— futabooo (@futabooo) April 28, 2018
2018年5月
引っ越しました。引っ越しを気に昇降式デスク買ったんだけど椅子買うの忘れてずっと高い状態で立ってつかってる。
— futabooo (@futabooo) May 21, 2018
Kotlin!!!やっとKotlinがJava超えたぞい! pic.twitter.com/fx18H7H0DL
— futabooo (@futabooo) May 30, 2018
2018年6月
月1でやってたもくもく会の日がサッカー代表戦だったので、途中で切り上げて参加者のみなさんと寿司食いながら見てた。もくもくを少し早く切り上げて寿司食いながらサッカー見てる#MokuMokuEureka pic.twitter.com/FfOtClvZ3r
— futabooo (@futabooo) June 19, 2018
チームの開発スタイルについて話しました。今では全社的にペアプロ・モブプロという選択肢が普通になっています。この後発表する資料です! / モブプログラミングという開発スタイル、あるいは生産性について https://t.co/HKdzfSlAvs #eureka_meetup
— futabooo (@futabooo) June 15, 2018
2018年7月
チームワーク賞をもらいました。クラッシュフリー率の改善に注力していた時期です。もらったぞい! https://t.co/WDihOqNW02
— futabooo (@futabooo) July 13, 2018
会社のイベントで話しました。このときはデザイナーとエンジニアで一緒に話した。参加者も両職種で、普段参加するエンジニア向けイベントとは違った側面での開発プロセスの話などができて大変良かったです。今日発表の資料公開しました! https://t.co/eNRFLRJX0B #プロダクトづくりのほんとのところ
— futabooo (@futabooo) July 20, 2018
月イチぐらいでやってるゲーム会。このときはまだWiiのスマブラだったような気がします。ゲーム会 pic.twitter.com/Lm7rXuFqxh
— futabooo (@futabooo) July 27, 2018
2018年8月
疲れてきた。
3月には単に参加者だったAndroidエンジニア デザイン部の第2回で登壇してきました。今日の資料です! / InvisionのAndroidアプリでみる4つのデザイン基本原則 / https://t.co/TedynJxIOj #android_engineer_design
— futabooo (@futabooo) August 7, 2018
この記事を読んでから、ほんとうの意味で全体最適に達することは難しいので個別最適を積んで改善していくしかないという思考になるようになった。最近のもやもやがいい感じに晴れるきっかけになった / 全体最適化とは「●●に対しての部分最適化」である - teruyastarはかく語りき https://t.co/qTOhQcMZS1
— futabooo (@futabooo) August 15, 2018
サマソニにPairsがスポンサーしてました。マッチングするとドリンク券もらえるらしいですよー https://t.co/Wd470MOn6x
— futabooo (@futabooo) August 18, 2018
いざ読んでみると恥ずかしいですね。今日で夏休み終わりなのが信じられなくてお酒飲んでたら書きたくなったので書いた。 #はてなブログ
— futabooo (@futabooo) August 19, 2018
最近の自分が興味あることとかそのへんの話 - WhereToStarthttps://t.co/6RiPZMAQSw
また行きたい。BrewDog童貞卒業した pic.twitter.com/RXUrHI0LM2
— futabooo (@futabooo) August 25, 2018
2018年9月
こんなこともありましたね。個人のAndroidアプリが突然のプラポリの記載で警告。広告ID使ってるから許可得てなーって感じだけど使ってる記憶がない。結構色んな人が来てるっぽい。対応したいけど、1回非公開になるのやむなしか。。
— futabooo (@futabooo) September 18, 2018
4系の呪縛から解き放たれた瞬間。PairsAndroid日本版でAndroid4系のサポート終了のお知らせを先程配信したぞ。引き続き使うことができますが、最新へのアップデートは提供されなくなります。
— futabooo (@futabooo) September 20, 2018
実は3月ごろに一度落として修理してたのをまた落とした。EssentialPhoneまた落として画面割れた\(^o^)/
— futabooo (@futabooo) September 29, 2018
2018年10月
春に参加した技術書典4に続き、秋は技術書典5にも参加してました。この時は合同誌をやめて、1人1冊だす方式だったので1人のボリュームが多くて割と苦労しました。I just published “技術書典5にサークル参加します” https://t.co/9rPOp7GH9v #技術書典
— futabooo (@futabooo) October 4, 2018
多分スクラムにおけるベロシティの話してる。同じ時間でより遠くに行けるのは短距離走の選手よりマラソン選手だよねって話だと思います。ずっと全速力では走れないので、走り続けられる速さでずっと走るほうがよくないですか?
— futabooo (@futabooo) October 16, 2018
2018年11月
実はアワードにPairsで登録したけど選ばれませんでした。最後にいくつかデザイン調整したけど、長期でしっかり腰据えてやりたい。Material Design Award 2018発表されてた / Recognizing best-in-class designs from the community https://t.co/JJYf0TYnDQ by @GoogleDesign
— futabooo (@futabooo) November 1, 2018
matching-dev-group.connpass.com マッチングに特化したAndroid・iOSの勉強会で当日飛び込みLTしてきた。資料は当日の勢いもあるのでまとめだけ🙇
— futabooo (@futabooo) November 14, 2018
・マッチングアプリ市場は伸びてます
・(一般的に)お給料は会社の売上に比例します、市場が伸びてるところに居るとお給料も上がります
・マッチングアプリ開発は状態管理が大変
・状態管理を構造化/単純化するのもエンジニアの腕の見せ所#matching_dev
認定スクラムマスター(CSM)になりました。先日認定スクラムマスター研修を受けてきた感想を書きました / I just published 認定スクラムマスター(CSM)になりました https://t.co/WLKDofjK51
— futabooo (@futabooo) November 27, 2018
2018年12月
大変です。めっちゃ参考になる。自分もいま組織に対して試行錯誤してるところ。 https://t.co/GWGeudIX1g
— futabooo (@futabooo) December 7, 2018
AttlassianAdventCalendar2018の8日目として書いた / ペアプロ・モブプロを広めるのに役立ったControl Chartの使い方 - WhereToStart https://t.co/MjZknxFzS9 #Zenback @futaboooさんから
— futabooo (@futabooo) December 7, 2018
今年はアドベントカレンダー2つ書きました。書いた / RaspberryPiを使って事業部のリアルカンバンを毎日撮る作業を自動化した話 https://t.co/3nkqGHVPA6
— futabooo (@futabooo) December 25, 2018
2018年最後のツイートはごはんに迷ってました。結局何を食べたのかは思い出せません。ごはん何食べよ
— futabooo (@futabooo) December 29, 2018
総括
2018年は会社としては組織体制が大きく変わり、個人としてもその変化に対応して振る舞いを変えた1年となりました。エンジニアとしてコードを書く時間よりもチームや組織やプロセスに対して思考する時間やアウトプットする時間の割合が大きくなっていきました。コードによるアウトプットと違い、自分のアクションからのフィードバックが来ないことや遅いことも多く、今自分がやっていることはなぜやっているのか?本当に意味があるのか?自分のためになっているのか?今後のキャリアは大丈夫なのか?と様々なことに不安になることも多くありました。それでも会社の締め会では2018年のMVPをいただくことができ、やってきたことを認められたことで悪くない1年だったなと感じています。
2019年も引き続き不安を抱えたままだと思いますが、自分のペースでやっていきたいと思います。