futabooo blog

色々手をつけすぎてすぐに忘れるので備忘録

来年もGoogle I/Oに参加したいと思ったGoogle I/O 2017だった

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Google I/O 2017に参加してきました! 最高でした。 来年も参加したい。 行ったらなんとかなったのですが、行くまでは準備に不安だったし、1回行ったらもっと改善できそうな事があったので残しておきます。

セッションについては色々な企業のブログで触れられていたり、youtubeには既に動画が上がってるので書きませんw

宿

Booking.comで宿を取りました。 チケットが当選する前から会場の近くのホテルを抑えていました。 Booking.comで予約できるやどは前日までキャンセル料がかからないものがあったので、チケットが当たらなければキャンセルすれば問題ありません。 チケットが当選してから宿を取ると中々見つからないという話をよく聞くのでこの方法は来年もやろうと思います。

ただ相場がわかって無くて比較的高額な宿に泊まってしまったので、そこは来年に活かそうと思います。

またホテルの場所ですが、会場までのシャトルバスが出るホテルが公開されているのでそこに泊まると楽かもしれません。 毎年同じなのかどうかまでは分からないのでなんとも言えませんが。

今年僕が止まったホテルはシャトルバスが泊まるホテルまで徒歩5分程だったので会場へは行きも帰りもシャトルバスを使うことができました。

ごはん

I/O開催期間中は朝ごはん・昼ごはん・夜ご飯が会場で提供されています。 当たりハズレもありますが、概ねおいしかったので開催期間前後でフリーな日があればその時のご飯だけ確保すれば大丈夫です。 f:id:futabooo:20170517115216j:plain

ご飯を確保する必要がある場合はYelpを使えば大丈夫です。 僕はカンファレンス最終日はホテルに泊まって次の日の朝の便で帰国予定だったので、 3日目の夜ご飯(I/O最終日は4時で終わり夜ご飯無)をYelpを使ってホテル近くのお店を見つけて買いに行きました。

このボリュームで$9でしたw f:id:futabooo:20170519192509j:plain

ネット環境

今回はサンフランシスコ国際空港にあったプリペイドSIMを売ってるところで現地プリペイドSIMを購入しました。 8日間の間1GBまでは高速回線、それを超えても低速で使い続けることができるものを購入しました。(100/kbpsぐらいだったと思います) それでだいたい$60ぐらいです。

ホテルやI/O会場ではwifiが提供されているので僕の滞在した5日間でも低速回線になることはありませんでした。

市内まででてAT&TT-mobileのお店までネットなしでも行くことができれば、もう少し安いプリペイドSIMも手に入れられそうでしたが、 ネットが無い、英語も満足にできない状態で空港の外へ出るのが怖くてできませんでした\(^o^)/

日本国内に居てもAmazonなどで現地プリペイドSIMを事前に購入しておいて現地でアクティベイトすることが可能なものもあります。

気をつけたいのは端末が使える対応周波数です。 AT&TやT-mobileのようなキャリアによって対応周波数が違います。 端末が対応している周波数で提供しているキャリアのSIMを使うようにしましょう。

泊まったホテル近くにあっためちゃくそでかいスーパーで売っていたSIMです、種類多すぎますねw アメリカもMVNOが豊富なようでした。 f:id:futabooo:20170519190514j:plain

移動手段

ホテルから会場まではシャトルバスが使えるのであればシャトルバスを使いました。 そうじゃなくてもUberLyftを使えば問題なくホテルから会場まで行くことができます。

マウンテンビューからサンフランシスコ市内やサンノゼ市内まではUberLyftを使わない場合はCaltrainを使って移動します。 f:id:futabooo:20170516111754j:plain

Caltrainはチケットを乗るたびに買ってもいいですし、Clipperと言われる日本のSuicaみたいなカードを買ってチャージしてもいいと思います。 僕はClipperを使ってみたかったので$3のデポジットを払ってカードをもらい、$20チャージして使っていました。

いまいちよくわからなかったのが、Caltrainの駅で乗る時にカードをタッチすると最大料金がまず引かれて、降りる時にサイドタッチすると実際にかかる費用が引かれるという仕組みです。 乗る時にチャージ料金が足りなくてビープ音となんかの注意文言が表示されたのですが早すぎて読むことができずに何が起きたのかわかりませんでした。 結局その時は現金で別途チケットを買って乗りました。あれはなんだったのか。。。

来年もまた行けますように!

hugoを触ってみる

静的サイトジェネレーターであるhugoを試してみました。

hugoのinstall

brewも用意されているのでそっちでやるのもいいと思います。むしろ公式サイトにはbrew経由でのinstall方法がかかれていました。 僕はgithubのreadmeに書かれていたgo getする方法でinstallしました。

$ go get -v github.com/spf13/hugo

新規サイトを作る

hugoには新規サイトの雛形を作るコマンドがあるので実行します。

$ hugo new site futabooo.com

上記を実行すると下記の感じでフォルダやファイルが作られます。

futabooo.com/
├── archetypes
├── config.toml
├── content
├── data
├── layouts
├── public
├── static
└── themes

hugoのサイトにはいくつか公開されているthemeがあるので、それを自分のサイトに反映させます。 今回はこれにしますHugo Theme: Tranquilpeak

$ cd themes
$ git clone https://github.com/kakawait/hugo-tranquilpeak-theme.git

ローカル環境で動かすためのコマンドもhugoには用意されています。

$ hugo server --theme=hugo-tranquilpeak-theme

これでlocalhost:1313にアクセスするとサンプルの状態のサイトが表示されます。

ここからはconfig.tomlを自分好みにカスタムしていくことで、自分のサイトにしていくことができます。

今後

現状GCPで公開するところまでできてるのですが、werckerからのdeployに対応させて、記事を書いてgithubにコミットしたらauto deployされる!みたいにしたいと思っています。

github.com

DroidKaigi2017にスタッフ&スピーカーとして参加してきた

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はじめてのカンファレンススタッフ

僕がDroidKaigi2017のスタッフと参加することになったきっかけは、代表のmhidakaさんと僕が勤めている会社の人事の人のつながりから当日スタッフとして人員増員というかたちでした。 スタッフはみんなメインのお仕事が別であるとか学生の方も一部いるようで、基本的にDroidKaigiの運営は空いた時間にやっていくという方々ばかりでした。

タスク管理すごい

DroidKaigiの運営にあたって、タスクはGitHubのIssueで管理されていました。 IssueにはかならずDoneの定義締切日GitHubマイルストーンを使って設定されていました。 そのうえマイルストーンが設定されていないIssueがあると、Botマイルストーンを設定してね!とIssueにコメントをしてくれます。 またマイルストーンで設定されている締切日を過ぎたIssueにBot経由でコメントをさせるショートカット的なものがあり、そいつを使うと締切日を過ぎてるIssueにBotがコメントをしてくれます。

その他にもIssueへのコメントが流れる専用のSlackチャンネルが存在しており、タスクに関連する話についてはIssue上でやっておけば誰でも状況をつかむことができる状態にされていました。 本業ではタスク管理にJIRAを使っていますが、ここまで管理を徹底できていないのでこのノウハウは社内に還元したい!と思っています。

ミーティングはリモートとリアルの両方ある

リモートとリアルのミーティングが週に1回づつありました。 基本リモートが週1回と、月一回のリアルミーテイングがありました。開催直前はリアルミーテイングも週1で行っていました。 リモートの方は都合が合わずに参加することができなかったのですが、リアルの方では現在の状況で共有したいことと相談したいことという2点についてそれぞれがアジェンダに記入しておき、順番に話をして物事を前に進めていく感じでした。 この時にリアルで足を運ぶのが難しい人もハングアウトでミーティングに参加することができるスタイルでした。

リモート勤務がある企業の方もいたのかどうかを把握できていませんが、プロジェクト運営はリモートが前提となっているやり方のように感じました。 世の中のリモート勤務導入を検討している企業さんには大変参考になるのではないかと思います。

基本スタンスは楽しむこと

DroidKaigi2017ではおよそ800名の来場者があったようですが、言ってしまえば全員他の会社でお仕事がある人達で800人規模のイベント運営をなぜやれたのでしょうか。 個人的に感じていたのは、みんな好きで運営をやってるし来場者に最高の体験をしてもらいたいと思っていたからだと思っています。 好きこそ物の上手なれということわざがありますが、まさにそれを感じました。

例えばタスクが締め切りまでに終わらなかったとしても「なんで終わってないの?」みたいなことは把握してる限りではありませんでした。 締め切りまでに終わらないことがないようにメンバーがヘルプをしてくれるし、Issueには助けてLabelをつけることができてヤバそうなら事前に助けを求めることもできます。

よく仕事でもマインドが大事だと言われることが多いと思います。僕自身は仕事としてやるべきことをやっていれば問題ないという考え方の人間でしたが、マインドとか考え方がそもそもに無いと結局何かが足りないアウトプットになってしまうのかなーという気づきを得ることができました。

スタッフをやってよかった

運営スタッフをやって本当に良かったと思っています。 様々な気付きや学びを得ることができましたし、なによりDroidKaigi2017が最高に楽しいイベントとなって思い出に残すことができました。 もちろん、参加者の方からのフィードバックもたくさんいただいているので来年も参加することだできたらそのあたりを改善したより良いDroidKaigiを提供する側にいたいと思っています。

スピーカーとしても初参加

スピーカーとしても初参加でした。 僕が勤める会社からは3人のスピーカーが登壇していたので、発表当日までに3人で進捗どうですか?と確認をしあって進めていました。これをやっていたおかげで前日にあわあわするということもなく、スムーズに発表の時を迎えられたと思っています。

自分の当たり前は誰かにとっての知見

Welcomeトークでスピーカー代表のlvla0805さんも話していましたが、僕の発表テーマもこんなん話して需要あるのか?と思っていました。 しかし実際には採択され、発表することができ、アフターパティーでは「発表良かったです!私が聞いた中では一番でした!」と言ってくれる方も居ました。褒められて死ぬかと思いました。 来年もとりあえずなんかしらのCFPを出そうと思います。

DroidKaigi2017総評

控えめに言って最高でした! 運営、スピーカー、スポンサー、来場者などなど全ての関わった人で作られた最高の会でした!

Freelineとはなにものか

これはAndroidその2 Advent Calendar 2016の23日目の記事です。

はじめに

昨今Androidのbuildまわりの話は結構盛り上がっているなーと感じます。 Androidのbuildをしてるとマシンリソースをもっていかれて他の作業に支障がでたりすので、自分のマシン以外に誰も使ってないマシンをbuildサーバ的に使ったり、GCPなどのクラウドリソースを使ったりすることで解消する方法が様々出てきています。 それ自体は最高だな!自分も職場では使っていくぞ!という気持ちで実際空いてるiMacを使ってbuildしたりしています。

一方でbuild自体が高速で終わればbuild中に何分間も他のことができない!みたいな状況はないのではないかとも思います。 また個人開発として考えた時に、札束で叩く選択肢はなかなか取りづらいよなーと思ったりもします。 そこでひとつの解決策として良さそうなのが今回紹介するalibaba/freelineです。

Freelineとは

概要

githubのREADEMEの導入部分を引用すると下記のように紹介されています。

Freeline is a fast build and deployment tool for Android. Caching reusable class files and resource indices, it enables incrementally building Android apps, and optionally deploying the update to your device with hot swap.

Developed and used by Ant Fortune (about us) Android Team, Freeline has been significantly saving time in daily work. Inspiring by Buck and Instant Run but faster than ever, Freeline can finish an incremental build in just a few seconds. No more recompile and reinstall again and again before seeing your modifications, Freeline brings life-changing development experience for Android.

要点だけまとめるとこんな感じです。

  • ホットスワップを可能にするぜ!
  • BuckInstant Runにインスパイアされているが、それらよりもより早く動作するぜ!
  • FreeLineはAndroid開発生活に変革をもたらすぜ!

完全に意訳ですが、ノリとしてはこれぐらいハッピーな感じで書かれてるんじゃないかと勝手に理解しました。

詳細

特徴

  • マルチモジュール構成のAndroidプロジェクト開発の高速化が可能
  • 並列でのインクリメンタルビルドが可能
  • メインプロセスがクラッシュした場合でもホットデプロイが可能
  • etc

また下記の項目の変更に対応しているようです。

Java drawable, layout, etc. res/values native so
add
change
remove x -

他にもたくさんあるようですが、RADEMEに記載されているので興味がある方はご覧ください。

まだまだな点

  • 初回だけちょっと遅い
  • res/values の削除には対応できていない
  • 抽象クラスのインクリメンタルビルドはできない
  • Kotlinはサポートしていない

最近の国内でのKotlin熱を考えるとサポートしてないのはちょっとつらいかもしれないですね。

Freelineの使い方

githubにsampleプロジェクトがあるので、それを使ってみます。 手順はこれだけ。

git clone git@github.com:alibaba/freeline.git
cd freeline/sample
./gradlew initFreeline
python freeline.py

実際にコマンドの実行をしているところを動画に収めたのでご覧ください。 (本当はttyrecとttygifを使ってgif化したかったのですが、謎のエラーでttyrecが使えず今回の記事では諦めましたorz)

なんかtaskが並行実行されてる雰囲気がわかっていただければ幸いです。 既存の自分のプロジェクトに導入する場合はbuild.gradleへの記述などありますが、READEMEに書いてあるので簡単に導入可能です。

おわりに

手元にある大きめのプロジェクトはkotlinが入っていたりしてうまく動かなかったので、Freelineでどれだけ早くなるのか比較を書くことができずに終わってしまいました。 この記事をみてFreelineを試した方にぜひ比較結果をコメントもらえたらなーと思っています。

またほとんどFreelineのREADMEを紹介するだけになってしまいましたが、今回本当に紹介したかったのは下記の記事です。 中国語で書かれており、内容の把握に骨が折れますがFreelineがどのように実装されているのか詳細な紹介がされています。 Androidフレームワークの知識が必要なため僕自身グーグル先生とともに解読中です。

参考

Pokémon GOを一足早くやってみた

野良apkが配布されてたのでやってみました!

アプリ起動後の登録画面 f:id:futabooo:20160715213713p:plain

テレビから離れてみてね!的な画面 f:id:futabooo:20160715213728p:plain

オーキドじゃない!! f:id:futabooo:20160715213731p:plain

それなりにアバターいじれる f:id:futabooo:20160715213735p:plain f:id:futabooo:20160715213741p:plain

近くにいるらしい。 f:id:futabooo:20160715213756p:plain

現実背景をうつすこともできる! f:id:futabooo:20160715213808p:plain

ヒトカゲいた!

野良apkは下記リンクから。DL、インストールは自己責任でおねがいします。 Pokémon GO 0.29.2 APK Download by Niantic, Inc. - APKMirror

Amazon Kindle本のセールのAndroid界隈の本をまとめてみた

はじめに

全部Kindle本です。Androidで検索すればもっといっぱい出てきますが、有名ドコロだけ集めてみました。 半分ぐらい持ってなかったので買っちゃいました。

AndroidKindle

Google Androidプログラミング入門 改訂2版 (アスキー書籍)

50 Android Hacks 開発現場ですぐに役立つヒントとコード (アスキー書籍)

良いAndroidアプリを作る139の鉄則

Smashing Android UI レスポンシブUIとデザインパターン

Android Pattern Cookbook マーケットで埋もれないための差別化戦略

Android Security 安全なアプリケーションを作成するために

これはちょっと番外編だけど。 Gradle徹底入門 次世代ビルドツールによる自動化基盤の構築

JIRAのMentionコメントをSlackのDMで通知するスクリプト

追記(2015/05/19)

このまま使うには一度botとDMのやりとりをしておく必要があります。

はじめに

JIRAのコメントの通知がメールでしか来ないと見逃すし、Slackに流れてきたら楽なのにって思ったので作った。

使い方

  1. JIRAのWebHooksに[your heroku app url]/hubot/jira-comment-dmのURLを登録し、issueのupdatedだけチェックを入れておく。
  2. JIRAのURLをheroku config:add HUBOT_JIRA_URL=[your jira url]環境変数に登録しておく。
  3. (必要であれば)JIRAのハンドルネームとSlackのハンドルネームが異なる場合はmapに登録しておく。

サンプル

こんな感じでDMが届く。仕事しろって言われてる。 f:id:futabooo:20150504192004p:plain

# Description:
#   hubot monitoring jira comments mention and slack DM
#
# Dependencies:
#   None
#
# Configuration:
#   HUBOT_JIRA_URL
#
# Commands:
#   None
#
# Author:
#   futabooo


# Use if the user name of jira and slack is different
# "jiraName": "slackName"
map =


module.exports = (robot) ->

  convertHandleName = (name) ->
    map[name] || name

  extractHandleName = (body) ->
    temp = body.match(/\[~.+?]/g)
    unless temp is null
      name = []
      for i in temp
        name.push("#{i}".replace(/[\[~\]]/g, ""))
      return name

  robot.router.post '/hubot/jira-comment-dm', (req, res) ->
    body = req.body
    if body.webhookEvent == 'jira:issue_updated' && body.comment
      issue = "#{body.issue.key} #{body.issue.fields.summary}"
      url = "#{process.env.HUBOT_JIRA_URL}/browse/#{body.issue.key}"
      handleNameList = extractHandleName(body.comment.body)

      unless handleNameList is null
        for i in handleNameList
          robot.send(room: convertHandleName(i),
            "*#{issue}* _(#{url})_\n@#{body.comment.author.name}'s comment:\n```#{body.comment.body}```")
    res.send 'OK'

さいごに

正規表現力が低くて一発で名前を抜けてないけど、動いてるから運用上問題ないと思われる。 人が増えたら超大変だろうなぁと思ってる。

参考

mnpk/hubot-jira-comment · GitHub