futabooo blog

色々手をつけすぎてすぐに忘れるので備忘録

DroidKaigi2017にスタッフ&スピーカーとして参加してきた

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はじめてのカンファレンススタッフ

僕がDroidKaigi2017のスタッフと参加することになったきっかけは、代表のmhidakaさんと僕が勤めている会社の人事の人のつながりから当日スタッフとして人員増員というかたちでした。 スタッフはみんなメインのお仕事が別であるとか学生の方も一部いるようで、基本的にDroidKaigiの運営は空いた時間にやっていくという方々ばかりでした。

タスク管理すごい

DroidKaigiの運営にあたって、タスクはGitHubのIssueで管理されていました。 IssueにはかならずDoneの定義締切日GitHubマイルストーンを使って設定されていました。 そのうえマイルストーンが設定されていないIssueがあると、Botマイルストーンを設定してね!とIssueにコメントをしてくれます。 またマイルストーンで設定されている締切日を過ぎたIssueにBot経由でコメントをさせるショートカット的なものがあり、そいつを使うと締切日を過ぎてるIssueにBotがコメントをしてくれます。

その他にもIssueへのコメントが流れる専用のSlackチャンネルが存在しており、タスクに関連する話についてはIssue上でやっておけば誰でも状況をつかむことができる状態にされていました。 本業ではタスク管理にJIRAを使っていますが、ここまで管理を徹底できていないのでこのノウハウは社内に還元したい!と思っています。

ミーティングはリモートとリアルの両方ある

リモートとリアルのミーティングが週に1回づつありました。 基本リモートが週1回と、月一回のリアルミーテイングがありました。開催直前はリアルミーテイングも週1で行っていました。 リモートの方は都合が合わずに参加することができなかったのですが、リアルの方では現在の状況で共有したいことと相談したいことという2点についてそれぞれがアジェンダに記入しておき、順番に話をして物事を前に進めていく感じでした。 この時にリアルで足を運ぶのが難しい人もハングアウトでミーティングに参加することができるスタイルでした。

リモート勤務がある企業の方もいたのかどうかを把握できていませんが、プロジェクト運営はリモートが前提となっているやり方のように感じました。 世の中のリモート勤務導入を検討している企業さんには大変参考になるのではないかと思います。

基本スタンスは楽しむこと

DroidKaigi2017ではおよそ800名の来場者があったようですが、言ってしまえば全員他の会社でお仕事がある人達で800人規模のイベント運営をなぜやれたのでしょうか。 個人的に感じていたのは、みんな好きで運営をやってるし来場者に最高の体験をしてもらいたいと思っていたからだと思っています。 好きこそ物の上手なれということわざがありますが、まさにそれを感じました。

例えばタスクが締め切りまでに終わらなかったとしても「なんで終わってないの?」みたいなことは把握してる限りではありませんでした。 締め切りまでに終わらないことがないようにメンバーがヘルプをしてくれるし、Issueには助けてLabelをつけることができてヤバそうなら事前に助けを求めることもできます。

よく仕事でもマインドが大事だと言われることが多いと思います。僕自身は仕事としてやるべきことをやっていれば問題ないという考え方の人間でしたが、マインドとか考え方がそもそもに無いと結局何かが足りないアウトプットになってしまうのかなーという気づきを得ることができました。

スタッフをやってよかった

運営スタッフをやって本当に良かったと思っています。 様々な気付きや学びを得ることができましたし、なによりDroidKaigi2017が最高に楽しいイベントとなって思い出に残すことができました。 もちろん、参加者の方からのフィードバックもたくさんいただいているので来年も参加することだできたらそのあたりを改善したより良いDroidKaigiを提供する側にいたいと思っています。

スピーカーとしても初参加

スピーカーとしても初参加でした。 僕が勤める会社からは3人のスピーカーが登壇していたので、発表当日までに3人で進捗どうですか?と確認をしあって進めていました。これをやっていたおかげで前日にあわあわするということもなく、スムーズに発表の時を迎えられたと思っています。

自分の当たり前は誰かにとっての知見

Welcomeトークでスピーカー代表のlvla0805さんも話していましたが、僕の発表テーマもこんなん話して需要あるのか?と思っていました。 しかし実際には採択され、発表することができ、アフターパティーでは「発表良かったです!私が聞いた中では一番でした!」と言ってくれる方も居ました。褒められて死ぬかと思いました。 来年もとりあえずなんかしらのCFPを出そうと思います。

DroidKaigi2017総評

控えめに言って最高でした! 運営、スピーカー、スポンサー、来場者などなど全ての関わった人で作られた最高の会でした!